横浜市で2店舗しかない竹製品店〜柳田竹細工店〜

横浜市で2店舗しかない竹製品店〜柳田竹細工店〜

当店は竹製品を作り続けて60年を過ぎました。又、各地方から仕入れておりますが、徐々に品物ができなくなり困ります。今では横浜市内では籠店は2軒になってしまいました。

物が溢れて何でも買える時代というのは素晴らしい事だと思いますが、昔から身近にある物が消えていくのは淋しいものです。そんな時代ですが、私はこれからも竹製品を作り続け竹がもつ自然の温かみや素朴な味を沢山の人に伝えていきたいと思います。

 という文書をホームページで背景して何か親近感と、関わりたい!という気持ちが湧いてきてしまい、先日ついに伺う事ができました。

 

結果とても貴重な最高の時間となりました!

竹に対する想いや、ものを大切にしていた時代の話、竹製品はプラスチックが出来るまでは日本の入れ物の中心とも言える存在だった事、カゴにお寿司を入れて運んでいたり、豚やニワトリを運ぶためにカゴを自転車に乗せて運んだ事など、気づけば1時間以上色々と古き好き時代の話を聞く事ができました。

モノが溢れる時代になったからこそ、モノを通して人と人のストーリーを感じて、そこからワクワクを作りたいと思っていた自分としては、幸せすぎる時間でした。

竹製品が溢れる部屋にあるものの説明を聞いていると、なんとなく置いてある竹の商品が岩手のモノで、もう職人がいなくなってしまって、今ではこれは作れないものになってるという事や、別府の竹製品の素晴らしさ、竹によって見た目や用途も色々あるという事、竹は編む前の工程で80%が完成している事。

今度じっくりと一つ一つの商品の事を聞いていきたいと強く決意しました。

 最後の方でなんとなく置いてあった、竹の笛を手にとって、購入したあと吹いてみたら、感動してしまいました。音が笛から出るのは当たり前なので気にしていなかったですが、どこにでもある竹からこんな綺麗な音色が出ると思うと感慨深いものを感じれました。

これこそモノを通してドーパミンが出た瞬間でした。

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